/罪犯す
/企み備えも
/罪ならば
/悪は案じる
/我、安んじる
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共謀罪「物を言う市民が萎縮してしまう」 衆院委参考人質疑で小林よしのり氏
2017年4月26日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201704/CK2017042602000123.html
テロ等準備罪の審議が盛り上がっているが・・・それにしても反対派の発言は、バカみたいなのしか無い。
「共謀罪」と呼ぼうが「テロ等準備罪」と呼ぼうがその中身は単純至極で、「意図的に、犯罪を引き起こす為の準備をしたら」罪となる、それだけである。そんな法案で危機感をつのらせるとしたら、日常から「犯罪を起こす事を前提とした言動」をする人間だけだろう。
例えば私は、明らかに「物を言う市民」と言えるが、では共謀罪で萎縮するか?と言えば、答えはノーである。政府への批判は、もともと犯罪ではないからだ。政府批判を禁じ罰する刑法など日本には存在しない。街角やネットでの配信だけに限らない。政府批判の為に1万人が集まって批判デモをやったって、正当な手順(警察への届出等)を踏んだ上でのデモである限り、それはむしろ国民の権利であり、罪にはなり得ないのである。ゆえに、マトモな人間である限り「モノを言う権利」は犯されない。
それどころか、(これを明記すべきかどうかは迷ったが)「批判」ではなく、「単なる誹謗中傷」ですら、共謀罪には当たらないのだ。
例えば、サヨクが安倍総理をヒトラー呼ばわりするのは無根拠な誹謗中傷の典型であるが、これは(もし安倍首相が告訴すれば)刑法の侮辱罪にあたる「罪」であると言える。しかし侮辱罪の量刑は罰金刑もしくは短期拘留のみであるため、共謀罪の要件としている「4年以上の懲役・禁固~死刑にあたるような犯罪」に該当しない。
いや、侮辱罪より罪が重い名誉毀損罪ですら、量刑は最大3年であり、これも共謀罪の要件を満たさないのだ。
それなのに、何をもって小林よしのり氏は、「物を言う市民が萎縮する」などと言っているのか?論理性のカケラも無い。小林氏にとっての「物を言う」は、「4年以上の懲役刑を喰らうような犯罪行為」をチラつかせる行為なのか?実にくだらない。
もう1つ、反対派の典型例としては
カレーを作ったら犯罪なのか! トンカチを買ったら犯罪なのか! キノコ採ったら犯罪なのか! と騒ぎ詰め寄るケースもあるが、これもバカである。そんなのは全て、「どちらもあり得る。凶悪犯罪を犯すための準備ならYESだし、日常生活ならNOだ。」としか言いようがないに決まっているのだ。そんな例え話を何百、何千聞いたところで、具体的な理解や議論は何1つ進まない。ただ強いていうなら、私のような「一般市民」が、「なるほど、組織的な犯罪ってのは自爆テロや銃乱射だけでなく、色々な危険があるんだな。それらについてもキチンと網羅して、悪党集団が実際に悪事を働き、損害や被害を発生させる前に潰してくれるのか」と、安心を多少深める程度の効果があるだけだ。
こんな程度の「追及()」しか出来ない野党の、なんと存在意義の無いことよ。
その点、同じ野党の中でも維新のほうは建設的な活動をしている。
維新、「共謀罪」法案で対案 「取り調べ可視化を」
東京新聞 2017年4月22日 17時48分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017042201001408.html
これが真の政治であり、真の民主主義だろう。
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