豊洲移転問題について

/気にし過ぎ
/誰も使わぬ
/地下汚染
/流る血税
/迫る実害
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石原慎太郎氏「ピラミッドの頂点として移転を裁可した責任は認める」 小池百合子氏を批判「不作為の責任問われるべき」

産経ニュース 2017.3.20 22:29

http://www.sankei.com/politics/news/170320/plt1703200033-n1.html


移転の話は元々、「築地の建屋はもう限界」が出発点じゃなかったのか。

脆弱極まりない耐震性、アスベスト、さらには老朽化に比例して悪化する衛生面・・・
安全云々で言うなら、そちらの実害の方が差し迫っていると思うのだが。

しかも、ただ置いておくだけで毎日毎日、サラリーマンの年収、しかも2人分に当たる金額が単に捨てられていく事になると言う。

そういう事実を考えれば、本当に気にするべきなのは、「移転しない事による不利益の大きさ」だと思うし、頭を使うべき所は「いかにして速やかに移転にゴーを出せるか」について、だろう。

ベンゼンが揮発して危険と騒ぐなら、地下水ではなく空気中の有害物質濃度をこそ一番細かく調査すべきだし、とにかく「水」が気になると言うなら、普段業者が使う「水道」の水質検査をこそ厳密に実施すべき。

そして同じように、築地も各種の環境調査をすれば良いのだ。建物の耐震性まで含めて。その上で、「豊洲で操業するのと築地で操業するのとでは、どちらがより危険か?」を比較すれば良い。

誰も直接飲まない、触れない地下水の汚染を必死で調べるのは、今じゃないだろう。今さらやっても無駄が多すぎる。

何でも評論家・永田清一

世の中の様々な物事に、狂歌をまじえつつヒトコト申し上げる。